エッセイ

エッセイ 第4回(合格するために学習時間はどの程度必要か?)

市立稲毛国際中の受検生を育てるシリーズ
-合格するために学習時間はどの程度必要か?-

 受検生を合格へと導くために必要な学習時間数は一体どの程度なのでしょうか?
大手進学塾の中学受験に係る授業時間数は、小学5年と6年の2年間で約700時間~800時間になり、
これに自宅で宿題をする時間が加わりますので、学習時間としては約1,000時間程度にはなると考えられます
(小学5年と6年の2年間)。
 一方Brain進学塾では、稲毛国際中に合格するために必要な1対1マンツーマン授業時間数は、小学5年生で入塾した場合、
総計約450時間程度(実績ベース)であり、これが学習時間数の目安となっています。大手進学塾と比べて非常に少ない時間数です。
では具体的に授業時間数を見て行きます。
小学5年生が4月に入塾したケースでは、稲毛国際中の受検までに約20か月、内夏休みの期間は通常期間よりも
通塾の回数が2倍になると考えて、通常期間約24か月と仮定します。24か月ですと、約96週です。
1コマ75分授業を週に2日受けるとすると授業時間数は総計約240時間、1コマ75分授業を週に3日受けると総計約360時間、
1コマ75分授業を週に4日受けるとすると総計480時間となります。
従いまして、週に3~4日の通塾日数が合格のために必要となると考えます。
では、小学6年の4月から通塾を開始した場合には、合格に必要な授業時間数はどの程度になるでしょうか?
総計約300時間程度と考えています。また小学4年の4月から通塾を開始した場合には、総計約570時間程度と考えています。
ここで掲げた授業時間数は、通塾開始時の偏差値が小学4年生及び5年生の場合、約40程度のお子様が対象となっており、
また小学6年生の場合は、偏差値約45~50程度のお子様が対象となっています。
一方通塾開始時の学力の違いによって合格に必要とされる授業時間数は当然変化致します。
Brain進学塾では、お子様の学力に見合った授業時間数を設定致します。
 残念ながら大手進学塾では、通塾開示時の学力等お構いなしに決まった授業時間数を強制的に実行させますので、
合理的であるとは言えず、集団授業のデメリットと言えます。
 ではなぜBrain進学塾ではこれほど効率よく学習出来るのか、それは1対1マンツーマン指導の為、
受検生一人ひとりその個性に応じて学習内容を変えて授業を行います。
従って学習の無駄がなく、お子様の成長に合わせた学習が出来る事から、学習時間数も少なく出来るということです。
                                                         以上

エッセイ 第3回 (小学生の入塾の時期はいつがよいか?)

市立稲毛国際中の受検生を育てるシリーズ

-入塾の時期はいつがよいか?-

中学受検の為の入塾はいつが良いのか?親御さんは悩まれると思います。

「小学6年から始めれば、1年足らずの塾通いで済むが、果たしてそれで合格できるのか?」

といった悩みが多いと思います。大手の学習塾では、小学4年生から受験準備に入ります。

自我の形成がようやく始まったばかりの時期に受験勉強のために塾通いをしなくてはならないという、

子供達にとっては気持ち的にとても重荷に感じる事だと思います。

しかし現実として、特に首都圏では幼児教育から始まって、一連の習い事の延長線上に受験塾があり、

子供達も今までの延長線と感じて、素直に現実を受け入れている場合もある事も事実です。

ここで小学生よりも成長した中学生の群像に目を向けますと、2極化が起きているように感じます。

SNSなどのソーシャルメデイアを利用したグループ化と、グループとは距離をおくマイペース化(若しくは孤立化)です。

ここで問題となるのは、どちらの範疇に属するのが良いのかという事ではなく、個人の「自我の形成は出来ているのか?」

という点です。自我の形成が順調に進んでいれば、どちらのグループに居ようが流されることなく問題はありません。

では、その「自我の形成」はいつ頃から始まるのでしょうか?「自我の形成」の前段階として「人格の形成」があります。

これは、幼少期からご家庭の中で、ご両親と接しながら形成されて行きます。そして社会との接点が出来る幼稚園

さらに小学校低学年での生活が糧となっています。従って幼少期の人格形成をしっかりやろうと、幼児教育を熱心に

実践されるご家庭もある訳です。

この幼少期に形成される人格という土台の上に自我が形成される訳ですから、皆様のご経験上納得いく部分があるのではないでしょうか。

ではなぜ、大手の学習塾では小学4年生から受験準備に入るのでしょうか?理由は三つあると思います。

一つは、学校カリキュラムの算数において割り算や面積といった受験に際し基礎となる学習が始まるという理由です。

二つ目は、大手学習塾の学習プログラムにおいて、受験学習のピークを小学5年生に設定しているという点があります。

いきなり膨大な受験用の知識を小学5年生で学習するのは、無理があります。そこで準備期間として小学4年生から

学習スタートさせているという理由があります。

さて問題は三つ目の理由です。これはBrain進学塾の考え方でもあるのですが、「自我の形成が始まる時期に、幼少期から

育んできた人格に根差した「学習する意識を根付かせる」意図があるのではないかと考えます。

従いまして、私立中学の難関校を受験する場合には、やはり小学4年生からの学習が望ましいと考えます。

しかし、Brain進学塾では、市立稲毛国際中を目指していますので、小学4年に限定せず小学5年生からでも大丈夫です。

何故かと申しますと、私立難関校と市立稲毛国際中とではその学習の対象となる内容が大きく異なるからです。

また小学6年生から入塾される生徒さんもおられますが、この場合には、やはり個人差が出て来てしまいます。

小学生の特徴は、入塾されてから塾の目指している学習モードに頭が切り替わるための準備期間が長い事が上げられます。

一方中学生の準備期間は、短いです。やはり、脳の発達状態が異なっているためと考えます。

従って、小学生が入塾する時期は、お子様の脳の発達状態に起因するとともに、人格形成や自我の成長ともかかわってきますので、

不用意に判断せず、Brain進学塾へご相談頂ければ幸いです。Brain進学塾では、受験にかかわるご相談を随時受け付けています。

どうぞご利用下さい。                                           以上

エッセイ 第2回(なぜ算数嫌いになるのか)

私のこれまでの経験から、算数嫌いは小学4年生のわり算から始まるのではないかと考えて

います。算数の学習は、先ず小学2年生でかけ算九九を学習し、一生懸命九九を暗記することか

ら始まります。九九は人生の中で最初に直面する「数字を暗記する」という頭の作業です。この

「暗記する」という課題に対しては、集中力が決め手になるようです。音楽が好きで、歌を覚え

ることが好きなお子様は、難なくクリアー出来るようです。またこの時点では、算数嫌いの症状

は出てきません。

さて2年生が無事に過ぎ、3年生になると割り算を学習します。この割り算は、あくまでも九

九を利用した割り算です。従って、九九が出来るお子様は、難なくクリアー出来ます。つまり割

り算と言ってもお子様の頭の中では九九の計算をやって答えを導いているだけなのです。学校の

算数のテストで、いつも90点以上を取るわが子を見て、「家の子は、算数は問題ない」と判断

される親御さんもおられると思います。無理もない事だと思います。

そしていよいよ4年生になります。4年生では、わり算の割る数が2桁の計算が出現します。

今までお子様の頭の中には、ひと桁のかけ算九九しかインプットされていません。さあ大変です。

今まで暗算で出来ていた割り算が全く出来ません。頭の中はパニックになっています。親御さん

も割り算が出来ないわが子を見て、「なぜ出来ないの、3年生の割り算は出来ていたでしょう。」

と思わずってしまいます。ここまで書くと皆さんはお分かりかと思います。お子様にとって、

割る数がひと桁とふた桁の違いは、まるで異次元の世界に陥っているような感覚にとらわれて

いるのです。そして「算数は僕の友達ではない。僕を困らせるものだ」と毛嫌いし、お子様は完

全に算数嫌いになってしまうわけです。

ひと昔前は、算数の計算はすべて「そろばん」が解決してくれるといった考えがありました。

「そろばん」も有効な手段ではありますが、人により得手不得手があり、十分とは言えません。

もっと「本質的な部分」を解決する必要があります。

そして、その「本質的な部分」は中学以降学習する「数学」への対応にもかかわる事であり、

極力小学生の時からトレーニングを行っていく必要のある事です。ここまで書くと皆様もお気づき

かと存じます。そうです、「論理的思考力の養成」こそがその「本質的な部分」に相当する所です。

Brain進学塾では、「論理的思考力の養成」に積極的に取り組んでいます。将来に渡り「社会に通用

する力」を養いつつ、学業の成果を追及するBrain進学塾ならではの学習指導です。Brain進学塾では、

お子様ひとり一人の個性を見極め、最適な学習環境をご提供いたします。

是非、Brain進学塾(無料体験会)へお越しください。お待ち申し上げています。

以上

エッセイ 第1回(国立高専への入学お薦め)

初めまして、Brain進学塾の塾長です。Brain進学塾のホームページを閲覧頂いている皆様に有益な情報をご提供するとともに、日々の講義の中で感じること等を述べてみたいと思います。

お子様の健やかな成長を願い、安定した将来が得られるよう頑張って欲しいと日頃思い悩んで居られる親御さんは多いと思います。中学入試、高校入試、大学入試、就職試験これらの試験の中で一番取り組みが難しいと思われるのが就職試験です(あくまでも私見です)。就職先である会社には偏差値はなく、入社の難易度がわからないままエントリーシートを提出し、入社試験に臨みます。挙句の果て、一人で数十社以上エントリーすることとなり、疲れ果て落胆の日々を過ごす事になります。大学生の苦悩も測り知れず、大変な事態です。そこで、ご紹介するのが、この難関である就職を高校受験の時に先取する方法です。それは、ズバリ「国立高等専門学校」へ入学することです。何故ならば、国立高専の卒業生に対する有効求人倍率は、なんと約20倍であり、ほぼ100%就職できるという実態があるからです。

ちなみに国立高専は、その偏差値が約63程度以上であり、決して手の届かない学力レベルではなく、全国どこの高専でも受験が可能です。一方、偏差値63程度の普通高校へ入学出来たとしても、その後大学へ進学し、就職する時の事を考えて頂くと、上記のような厳しさが待ち構えています。さあ皆さんどちらを選択しますか。

国立高専は数学と物理を基礎とした理系の学校であり、日本の産業界を支える中堅技術者を育てる教育機関です。現状では、国立高専卒業後、他大学や専攻科への進学率が約4割と高く、また大学の編入先も旧帝国大学をはじめとする一流大学への進学しています。従って、まさに日本の産業界をリードする技術者を育成する場になっています。また、女子の進出も際立っており、ロボットコンテストに代表されるように様々なコンテストが催されており、知名度も上がっている所です。

では、「国立高専を目指す条件は?」と問われると、やはり理系が得意、興味があるなど理系に対して肯定的な生徒さんに向いていると言えます。学力については、平均点前後しか取れない生徒さんでも適切な受験指導を受ければ、偏差値63は到達可能な領域と考えます。

Brain進学塾では、「通い放題」を基本としAI(atama+)による世界に一つの「自分専用カリキュラム」の作成を行い、最短で弱点を補強するとともに、塾長の個別指導及び1対1マンツーマン指導により、短期間の内に偏差値10アップを可能にします。

如何でしょうか。目先の高校入試というよりも先々の就職の事も考慮されて受験に臨まれる事をお勧めいたします。

以上